メタボ健診とは

2008年03月14日

メタボ健診が2008年4月からスタートします。
メタボ健診とは主にメタボリックシンドロームや生活習慣病といった、あまり積極的に治療しようとしない病気に対して検診を行い、改善する為の指導を行う特定健康診査および特定保険指導の事です。

メタボ健診は、国民健康保険を運営する市区町村、企業の健康保険組合などで採用が義務付けられており、40歳~74歳の健康保険加入者は必ず受けることになります。

検査項目は以下の通り
・腹囲
・血圧
・血糖値
・コレステロール値
これらそれぞれに設けられた基準値を上回った場合に指導が与えられます。
つまり、メタボ健診とはこれまでの健康診断をさらに一歩踏み込んだ形の健診ということです。

日本はここ十数年、食事の欧米化や運動不足により、肥満体質、あるいは隠れ肥満の人が急激に増えてきました。
肥満は生活習慣病の元になると言われ、健康とは対極にある状態です。
それを軽度の状態で発見し、予防または治療するために、このような検診を義務化するという事です。
肥満大国な所までアメリカを追いかける必要はないですしね。

しかし、体型は個人個人で違うものだし、人それぞれなのだから、それに国が口を出すのはおかしいという声も多いです。
実際、それはその通りだと思います。何といっても腹囲・腹回りのサイズ90センチなどと決まっていても身長も体重も基準がありません。人によっては90センチ未満でも肥満でしょうし、90センチを超えても正常の人もいるわけです。
少し考えればわかるのにBMI指数のように比率や指数ではなく一律の数字というのはおかしいです。
生活習慣病対策とはいえ、個人の体型に関して国が管理するような状況は、まるで国民をロボットかなにかのように扱っているんじゃないかという意見もあり、それも一理あるかと思います。

とはいえ、メタボ健診が始まるのは決定事項ですし、病気になりやすい体質の人を減らせば国民の医療費も減るし、個人的にも健康で生きられた方が良いわけですからとりあえず診断そのものは受けましょう。

悪い結果を突きつけられれば今まで太ってきたのを気にしてもなにもしてこなかった人も意識が変わるかもしれませんし。

メタボ健診で悪い結果が出ても改善できるものですし、受ける前から結果がわかっていると言う人も逃げずに受けましょうね。
  

メタボ健診で調査するメタボリックシンドロームとは

2008年03月14日

メタボ健診と言えばメタボリック・シンドロームの健康診断と言うことは誰でもわかるでしょう。ですが、単にメタボで通じるほど認知度の高い言葉なのにメタボリックシンドロームの意味を正しく知っている人はほとんどいません。
メタボリックシンドローム=肥満ではないのです。
「メタボリック」に「肥満」の意味はありません。
「メタボリック」="metabolic" と言う英語は直訳すると「新陳代謝」と言う意味です。
これは話の種に憶えておいても良いでしょう。
「シンドローム」="syndrome" は「症候群」。
つなげて「代謝症候群」となります。糖尿病も糖などの代謝異常で起こるものですし、病気になりやすい状態と思っておいて間違いないでしょう。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、高血圧、高脂血症の中の2つ以上を合併した状態の事を指します。
高血糖・高血圧・高脂血症、どれもそれだけでも危ないイメージが強いのに、更にその中の二つと肥満を併発している状態がメタボリックシンドローム、つまり生活習慣病予備軍というか、危険な状態であることはわかると思います。
メタボ検診において血圧や血糖値を測るのも、このメタボリックシンドロームを判断する為なのです。


繰り返しになりますが、高血糖や高血圧は、単独でも十分に危険な状態と言えます。
しかし、これらが複数に渡って合併している状態だと、動脈硬化性疾患の発生頻度が飛躍的に高まります。
最近ではメタボリックシンドロームという言葉がバラエティ番組などの影響もあって「メタボ」と言う略語と共に茶化して使われがちですが、実際にはかなり恐ろしい状態なのです。

しかもこれらすべてが、「痛い」などの自覚症状が無い為、自分ではあまり深刻に捉える人がおらず、「ヤバイかな」と感じつつもなんとなくそのまま、と言う人が多いわけです。
メタボ検診は、そういった社会的事情に警鐘を鳴らすという意味でも期待されているのです。

メタボリックシンドロームは、非常に危険な状態です。
その予兆があれば、直ぐにでも改善しないと取り返しの付かない事になります。
それをしっかりと把握し、メタボ健診に臨むようにしましょう。
  

メタボ検診の義務化の理由

2008年03月14日

メタボ検診が2008年4月から始まりますがメタボか健診の受診は義務化されています。。
健康保険加入者で40歳から74歳の者は、納税や勤労と同じように、メタボ検診を受ける事が義務となるのです。

この義務化は「国民のメタボリックシンドロームに対する認識の甘さを是正する」ということだそうです。
実際、メタボリックシンドロームに対する現在の日本人の認識は、あまり深刻とはいえません。
バラエティ番組などでデブタレントや大食いタレントが人気であるのも一因かもしれません。

「メタボ」という言葉はその略称と共に浸透しましたが、いかにも軽く聞こえますし、これを病気としてではなく単なる肥満状態の事を指す言葉として使われるケースがほとんどです。
よって、今の社会ではメタボという言葉が誤解されたまま広がっているという由々しき事態になっているのです。
テレビタレントだけに原因があるとまでは言えませんが、現状はあまり芳しくはないと言わざるを得ません。

メタボ検診の義務化は、このような現在の風潮を打破する為に実施されることになるのです。「もう少し真剣に考えようよ」という感じでしょうか。
メタボリックシンドロームの深刻性をわからせるために、メタボ検診を実施し、レベルを超えた人には自分の状況がどれだけ危険か説明を受ける機会を設ける必要があると言うことです。

ただ、これは医者にとっても安定した検診代が得られてることから一部で義務化を疑問視する声も挙がっていますが、予防の段階でお金を払うという事は決してマイナスではありませんし難しいところです。