メタボ健診と運動

2008年03月23日

メタボ健診の検査項目は、腹囲・血圧・血糖値・コレステロール値の4つ。
その全てが運動によってその値を改善する事が可能です。

要するにメタボリックシンドロームの予防や治療には運動が有効であるということです。
言われなくてもわかってますって?
まあ肥満の解消に運動しようと言うことですから、ことさら言うことでもないんですが。

でもメタボが気になる方、運動してますか?

メタボ健診をきっかけにして、運動する事を習慣付けてみてはいかがでしょうか?

メタボ健診を義務化してまで発見しようとするメタボリックシンドロームは、内臓脂肪を減らす事によって予防できます。
普通に肥満・デブと見た目でわかる脂肪は皮下脂肪。出っ腹の元となります。
内臓脂肪は実は外からは見えにくくそれほど太ってなくても体脂肪率が高い場合は内臓脂肪型肥満、かくれ肥満とも言われています。

内臓脂肪は、皮下脂肪と比較しても落としやすいそうで、軽い運動を続ければ落とせるそうです。
その軽い運動とはどんなものでしょうか。

腹を引き締める運動、と言って思いつくのは腹筋運動?
これはダイエットの知識がない人の発想です。

腹筋運動はあくまでも腹筋を鍛える為の運動であり、脂肪を落とす為の運動ではありません。
もちろんやって損をするという事はありませんが、内臓脂肪を落とすためなら、もっと有効な運動があるということです。
普段運動をしないのならより効率の良い運動をしましょう。

運動していない人が「いざ肥満解消!」としてスポーツジムに通ったり、ジョギングを始めたところでまず続きません。
体を使う素地がないと筋肉痛を味わっただけで終わることでしょう。

最もメタボ予防に有効なのは、有酸素運動の継続です。
有酸素運動と言ってもエアロビクスほど激しくなくて大丈夫です。

軽く心拍数が上がる程度の運動を20分以上続ける事が有効です。
腹筋運動を100回やるより早足の散歩を30分続ける方が有効です。

特に運動のために時間を取らなくても、毎日の通勤で歩く速度を速くする、エスカレーターより階段を使う、階段を一段とばしで上がるなどいままでよりほんの少し運動負荷を上げるように気を遣うだけでも充分です。

メタボ健診が始まる事をきっかけに、毎朝30分でもウォーキングを行うだけで、随分結果が変わってくるかと思います。
是非実践してみてください。
  

メタボ健診と食事

2008年03月24日

メタボ健診が義務化されますが、その意義は、国民である私たちの心身を健康な状態にする事にあります。
国の医療費負担を減らすためというのもあるでしょうが、健康に過ごせるにこしたことはありません。

さまざまな病気の引き金になるメタボリックシンドロームですがちょっとした心がけで予防や解消が出来ます。
その中でも特に重要なのは、食生活の改善です。

メタボ健診で検査する項目は、いずれも食事によってその値が大きくコントロールされます。
何より、メタボリックシンドロームや生活習慣病の大きな原因となるのは、食事の不摂生にあると言われています。

メタボ健診があろうが無かろうが、、どのような食生活を行うべきかという事は非常に重要になってきます。
では、どのような点に気をつければよいのでしょうか?

と言っても肥満対策として、どこかで聞いたことがある内容と変わりません。

・規則正しい食生活
・腹八分目にする
・低カロリーのものを選ぶ
・野菜・繊維分を多く取る
・深夜にものを喰わない

・・・等々、乱れた食生活をあらためる事が基本になります。

毎日毎晩・外回りと接待漬けの営業マンには難しいものも多いですが、営業マンは飛び回ってるので多少は運動量もあるでしょう。
逆にオフィスワークの方なら全て出来るはずです。オフィスで座ったままだと運動量も少なく、より気をつける必要があります。何より外回りの仕事と違って、規則正しい時間に食事を取れるのですから、後は心がけ一つです。

しかし、常に栄養素やカロリーを気にしながら食事するというのも、中々難しいでしょう。
先ずは油ものを避けることから始めましょう。
例えばトンカツとしょうが焼きなら油の少ない分しょうが焼きの方が低カロリーです。
満足できるボリュームがあっても低カロリーな方を選んで食べるようにしましょう。

誤解されているのは野菜を摂る、と言っても生野菜ではそれほど効果がない点です。
最近はマクロビオティクスなど、火を通さない野菜を食べる健康法もありますが野菜の扱い方が違います。
ファミレスのサラダバーやトンカツ屋のキャベツの一部は、みずみずしさの演出で見ずにつけっぱなしにしたものもありますし、決断面から水溶性ビタミンが流れ出してしまいます。しかもマヨネーズやドレッシングのカロリーも考えなければなりません。
生野菜はそれほど量も摂れません、火を通した温野菜、煮物やおひたしの方が野菜の送料は取りやすいのです。

オススメなのが和食です。最近「体に良い」と話題になった食材はほとんどが和食系であることに気がついてますか?
和食はWHOを始め、世界が注目するヘルシーフードなのです。
和食は塩分こそ高めですが、食物繊維も多く、塩分の多くは吸収される前に体外に排出されます。栄養バランスの良い食事です。
食の欧米化が進む日本ですが、和食こそが人間の体にとって最も優れた食事なのです。
特にひじき・海苔・ワカメなどの海藻類、ごぼうなどの根野菜、きのこ類はとても身体に良く、メタボ体質の改善にも繋がります。

一番身体に悪いのは、ジャンクフードやスナック菓子です。
これらを過剰に摂取する事で、悪質な脂肪が溜まり、腹囲やコレステロール値が平均値よりも大きく上がってしまう原因になります。まして深夜に小腹が空いたから食べる、というのは絶対にナシです。

メタボ健診の為に食生活を変える、のではありません。
自分のために食生活を変えると言うことを忘れないで下さい。  

メタボ対策は良く噛むだけでOK

2008年03月27日

メタボ健診に引っかからないようにメタボ対策として、食事についていろいろ言われます。
なにを食べればいいとか、カロリーについてとか、摂るべき栄養だとか。ダイエットで言われることと同じです。
しかしその一方で、食事方法についてはあまり言われていません。

しかし調理法ではなく、自分がどんな食べ方をするかで、同じ物を食べても効果が違ってくるのです。
ここで言うことは「良く噛んで食べること」

基本的に、食事は良く噛んで食べる事が大事です。昔は「百回噛め」などと言われましたが30回は噛みましょう。口の中で食物がドロドロになるまでです。大して噛まないうちにお茶やビールで胃に流し込むクセがある人はあらためましょう。
噛むという行為は、食物を小さくします。同じ状態なら小さい方が溶けやすいのはよくわかると思いますが、口の中で良く噛んでおくこと、そして消化酵素入りの唾液をしっかり混ぜる事も消化吸収の効率を上げる作用があります。

実は満腹になっても、脳の満腹中枢に満腹信号が届くまでにはタイムラグがあり、早食いでは満腹以上に食べ過ぎる事になります。ゆっくり良く噛んで食べることで満腹信号が必要以上に食べる前に脳に届き、いつもより少量でも満足できます。結果的に「腹八分目」的なイメージを感じると思います。

大食い、特に良く噛まずに飲み下すクセのある方は、お茶などの水物無しで食事をしてみましょう。飲み込みにくいので良く噛み、出てきた唾液と共に飲み込む感覚を身につけて下さい。
また、麺類は控えるか、副菜を多く摂りましょう。

実は良く噛むことにはさまざまな効果があります。

・食品が胃に届いたときに大きいと胃液=胃酸も濃く、多く必要です。しかし固まりが小さいと早く消化できてます。胃に負担がかからないのです。
結果として良く噛むことで胃もたれの解消も出来ます。

・夜は床に入って眠りについても、消化が終わらないと内臓は休めません。頭は眠っていても内臓は働いているのです。
良く噛むことで早く消化が済めば内臓もしっかり休めるので、同じ睡眠時間でも疲れの取れ方が違います。

・良く噛むことは脳を刺激し、頭の回転を良くします。物覚えが悪くなった、忘れっぽくなった、など自覚がある方は特にしっかり噛むクセを身につけましょう。ちなみにはの悪い人、入れ歯の人の方が良く噛めないせいかボケやすいそうです。

・近年「ドライマウス」という病気について聞かれるようになりました。口の中が乾いて、口臭がひどくなるのです。
口の中が乾いていると言うことは唾液が足りないと言うこと。良く噛んで普段から唾液を出すクセを体に染みこませておけば、嫌われやすい口臭についても減らすことが出来るのです。ちなみに良く噛むことで胃の負担が減る、と上に書きましたが胃の負担が減ると胃由来の悪臭も減ります。

・漢方やヨガでは唾液は若返りの薬とされ、唾液を良く出すようにして飲むと良いとされています。

・食品の取り込み場所である口に出る唾液には殺菌・抗菌作用があります。唾液をよく混ぜることで食品添加物の一部も分解できるそうです。夏場などちょっと気になる時期でも食中毒の可能性も減るかもしれません。

良く噛むことの効能は数多くあります。噛むために付いている歯ですからしっかり使いましょう。
  

メタボ検診用のキット

2008年04月08日

メタボ検診の義務化されたことに伴い、メタボリックシンドロームや生活習慣病を自宅で検査できる自己検査キットが注目を浴びています。

   

メタボ検診を受けるのだから、わざわざ自宅で検査する必要ない、という人が多いかと思えば、実は全く逆のようですね。
やはり公的な検査では良い結果を出したいというのが人情のようで、それまでにできるだけ体質を改善したいと願う人が多いようです。
しかし、腹囲と血圧は兎も角、他の項目は実際に数値を計るのが難しく、その数値がわからない事には、どれだけ改善されているかわからないのが実状です。
それを解決してくれるのが、検査キットなんですね。

メタボリックシンドローム用の検査キットは、主に血液を検査する為のキットです。
メタボ健診でも行う血液検査を手軽に行えるようになっています。

「自宅で行う」、と言っても実際に行うのは採血部分だけです。
キットを使って採血した自分の血液を郵送し、病院で分析されることになります。

一見非常に困難で危険なように思えますが、実際は非常に簡単です。
ガーゼで消毒液を付け、ランセットという針が出る器具で小さい傷を指に付け、そこから吸引器で血液を吸出し、それを溶液ボトルに入れ、シリンダーをつかってろ過し、密封するだけです。
そうして採取した血液を検査センターに郵送する事で、結果がわかります。
採血用の注射器などは使わず、画鋲で刺して染み出た血を使うようなイメージです。

また、キットも非常に安価で、5,000~8,000円程度で購入する事ができます。
これなら大きな負担にもなりません。

メタボ検診を受ける前に、今の自分の状態がどうなのかを知る為にも、検査キットを購入してみてはいかがでしょうか?